彷徨えるフィルム愛好家・・・其の2
私には、合っているのかも!今日は曇りで道路は融けて汚くなっています。
さて昨日の続きです、現像されたフィルムをパソコンにデジタル画像として取り込む段取りですが、
その際、自分はフラッドヘッドスキャナ(EPSON GT-X970)を使っています。
スキャナの性能も格段の進歩を遂げ、35mmフィルムならスリーブで4本(24コマ)を一度に、しかも条件によっては
20分以下でフィルムの画像をデジタルデータとしてパソコンに取り込むことが可能です。
・・・スキャナでフィルムを、解像度4800dpiのTIFF画像として読み込み(約6700×4400画素相当になります)画像処理ソフトで1000万画素程度になるようリサイズしていますが、これでも結構シャープですね・・・解像度に関してはアマチュア用としては十分だと思います。
A3ノビで印刷してもモノクロなら六つ切りで焼いた印画紙の写真を超えていました。(どうも昔の機材がプアーだったのかも?)
問題は、解像度ではなく色の再現についてなのですが・・・被写体にグレーポイントがあれば良いのですが、無い時には取り込み専用ソフトの小さな画面で判断して色合いを見なければならず、ちょっとコツが要ります!
・・・というか、モニターのカラー・キャリブレーションや表示ソフトの設定によって見え方が異なり、全く同じ色合いにするのは至難の業ですので、感性のままに表現するようにしましょう!
私は現像に出した時に、サービスで付いてくるベタ焼き(小さな画像ですが)の色合いを参考にしています。
これでとんでもない色彩であったりするものは、露出が大幅にずれているのでスキャンしてもイマイチになるのは
目に見えていますので・・・
画像は4枚とも Nikon F3 Ai Nicro-Nikkor 55mm F2.8S KODAK EKTAR 100